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写真でみる国際協力


2008年6月に刊行を開始した創成社新書・国際協力シリーズは,このたび12冊目の『農業教育が世界を変える』(門平睦代[著])を世に送り出すこととなりました。
普段,なかなか目にすることのできない活動の様子を,これまで掲載された写真をとおして振り返ってみたいと思います。




農業教育が世界を変える―未来の農業を担う十勝の農村力―

門平睦代[著]

はじめにより
十勝の経験と知恵は,国内だけではなく海外でも活用できると信じている。JICA研修事業などを通じて,より多くの海外の方々に,士幌の村おこしの方法を知っていただき,「農村力」とは何なのか,どのように育成すればよいのか真剣に真似していただき,それぞれの国に適した村づくりに活かして欲しいと思う。このように,日本の農業教育や農村開発の経験が途上国における村落開発に役立つということは,よく知られている。
しかし,本書では,その反対方向の流れ,つまり,途上国で学んだことも日本国内の農村開発に役立つということを,私自身の経験を含めた獣医畜産分野の事例を用いながら紹介している。帰国した元青年海外協力隊員など,途上国で学んだことを国内の地域おこしに活かしている方々も多い。彼らにエールを送るという意味においても,本書が多くの方々に読まれることを祈っている。

 

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青年海外協力隊がつくる日本―選考試験,現地活動,帰国後の進路―

清水 正[編著]

はじめにより
国際協力という柱を軸に,昭和40年(1965年)の発足以来約45年間にわたって世界中の開発途上国87ヵ国に3万5千人以上の海外ボランティアを派遣してきた青年海外協力隊。本書は,その理念や現場での事例を幅広く取り上げると共に,協力隊員として参加し活動した経験者が,帰国後日本国内でどのようにその経験や知識,ネットワークを活かしているのかを紹介し,国際協力を通して見えてくる私たちの生活との関係について考える視点を提供することも目指しました。

 

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世界最悪の紛争「コンゴ」―平和以外に何でもある国―

米川正子[著]

はじめにより
この本では,ゴマでの人道支援の経験や教訓を通じて,長期化したコンゴ東部紛争の背景,国内避難民と難民の状況課題,人権侵害や避難民キャンプの軍事化の問題,紛争解決のための人道支援のあり方や紛争の原因への対処方法などを記している。また,人道支援機関の活動が避難民の役に立っている例として,反政府勢力との交渉も掲載した。しかし,ゴマでの経験がアフリカ大陸の人道支援のすべてを代表しているわけではなく,数多くあるアフリカでの人道支援の一例として捉えていただきたい。あとがきでは,私がゴマを去った2008年後半からの1年間の政情を分析し,全文でも2009年8月までの情報が含まれている。

 

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国際協力の誕生―開発の脱政治化を超えて―

北野 収[著]

はじめにより
人間は合理的な打算や功利だけで動く生き物ではない。たとえば,国際協力に関心をよせる人,実際に現場で協力にかかわる人には,貧困問題や環境破壊にまつわる崇高で真摯な使命感と利他的精神をもつ人が少なくない。一方,1990年代に吹き荒れたODA批判を経て,国際協力とは援助国日本の国益実現のために戦略的に活用すべきものであり,途上国の貧困削減への処方箋は近代化=経済成長を通じたトリクルダウン―マクロの富の増大が貧困層の経済状況改善をもたらすという考え―以外は存在しえず,国際協力はこれらの目的に合致すべきだという考えが既成事実化した。かくして,諸個人の利他的精神・人道的意志は国家事業の資源として回収もしくは動員されていく政治構造が形成される。1970年代中葉に行政用語として登場したこの国際協力という言葉のもとに,本来,まったく異なる2つの精神性が盲目的に同一化されてはいないだろうか。

 

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世界に広がるフェアトレード―このチョコレートが安心な理由―

清水 正[著]

はじめにより
あれから1年以上経った今,いろんな方々の助けを借りてこの本を執筆し出版できることを光栄に思う。この本では,フェアトレードについて基本的なことをできるだけ網羅するとともに,欧米諸国でますます盛んになっているフェアトレードの背景と最近の動きを,少しでもお伝えできればと思う。また,これまで関わってきた仕事や訪ねた開発途上国での体験も交えてみたい。そして,この本を読んだ方々の1人でも多くが,何らかの形でフェアトレードに取り組んでいってもらえればと願わずにいられない。

 

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